前職では、建設機械を運搬する会社でドライバーをしていました。多聞に漏れず非常にハードワークで、家に帰れないこともあったり、手積みで体力的に厳しかったりといった感じでした。
これでは長く続けることができないと思い転職を志向。そして出会ったのが当社です。
業界を代表する大手のグループ会社ということで、働く環境がコンプライアンスを順守していて、かつ荷物の手積み手降ろしがなかったので入社を決めました。職場も同年代の人たちが多いので安心しました。
当社の輸送事業には、グループのセメント関連輸送と一般貨物輸送の2つがあります。私は入社以来ずっとセメント関連の輸送を行っています。
具体的には、セメント工場から各地のサービスステーション(SS)にセメントを運んだり、SSから生コン工場や製品工場、建設現場に運んだりする仕事です。1日の流れとしては、午前中にセメント工場からSSへ運搬。その後SSからセメントを使うお客さま先2~3カ所に輸送しています。
第一に、お客さまからオーダーされた品種のセメントを安全・確実にお届けすることです。ひと口にセメントと言っても、配合の違いによって何種類もあり、間違った品種を輸送すると、非常に大変なことになるのです。
また、“太平洋グループ”という名のもとで仕事をしていることが誇りになっています。その名に恥じないよう丁寧な仕事を心掛けていると、お客さまから「さすが太平洋さん」と言っていただけることが何よりの喜びです。
事前に調べたとおり、優良な労働環境であることです。朝こそ早いですが、その分、夕方には家に帰れるので、家族と一緒に夕食をたべることができます。前職では、考えられなかったことです。
また、実際に荷物の手積み、手降ろしがないので、体力的も非常に楽です。
無理な配車計画をしないというのも安心して働ける理由です。私が越谷営業所に勤めて15年以上になりましたが、その間、ドライバー職で辞めたのは定年者だけ。私もできるだけ長く働きたいと思っています。
経験を積んだことから、現在はドライバーの業務以外に“班長”として営業所のドライバー約10名をまとめていく役割も任されるようになりました。
ドライバーの相談に乗ったり、営業所の問題点を改善していったりと、これまでにない仕事が求められるので正直、大変なこともあります。
でも、それが営業所をもっと良くしていくことにつながるので、ドライバーの仕事とはまた違ったやりがいを感じています。
家庭を持ってからは、家族サービスが中心です。当社では、有給休暇も取りやすいので、休日と合わせて連休にして家族旅行を楽しんだりしています。また、バイクが趣味で750ccの大型を所有しており、たまにツーリングに出かけています。