新卒での入社です。就職にあたっては、自動車整備の専門学校で学んでいたので、その知識・スキルが活かせる整備士の仕事に絞って活動。同級生の多くは自動車販売会社等を考えていたようですが、私は大型車の整備がしたいと思っていました。
父から、それなら、と紹介されたのが当社です。父自身が当社に勤めていて、大手企業の関係会社として待遇がよく、福利厚生もしっかりしていると聞き、入社を決めました。
当社で活躍しているトレーラーやダンプといった大型車の整備が主な業務です。具体的には、車検整備を中心に3か月点検や故障等の一般臨時整備になります。
専門学校を出たとはいえ、学んだのは整備の基本のみ。一旦就職してみると、周囲の先輩方がベテランばかりなので、自分が即戦力になれるほど仕事は甘くありませんでした。
しかし、先輩について車両の構造や整備の流れを覚えることからスタート。
優しく丁寧に教えてくれたので、着実に知識・スキルを身に着けることができました。
扱っているのが、輸送に使うトレーラーやダンプなので、どの車両も走行距離が一般車両の比ではありません。つまり、故障なく安全に走行するためには、日頃の点検整備が非常に重要になります。
その一端を担っていると思うと、責任の重さとともにやりがいを感じています。また、業務には故障等を修理する一般整備もあります。
架装装置の溶接修理など、私に任せてもらえる一般整備が徐々に増えていくのも、仕事の上で大きな喜びになっています。
入社前に父から聞いたとおり、好待遇で福利厚生が充実していることが当社の大きな魅力だと感じています。一般の自動車販売会社と異なり、基本的に土日が休日になるほか、大手のグループ会社として生活関連の各種手当も手厚くなっています。
また、大型車の場合、ひとつひとつの部品が大きいので整備が大変になりますが、当社では部品を交換するためのプレス機やクレーンなど設備が整っているので、体力的な負担も少なくなっています。
ひと通りの整備業務ができるようになってきたので、次の目標としては作業スピードを上げること。そこが経験豊富な先輩方との一番の違いになっていると感じています。そのため、先輩方の仕事振りを見て、工具の置き方を変えるなど自分なりに工夫して整備業務に取り組んでいるところです。
また、車検整備では整備が完了した際の完成検査ができる検査員の資格が必要になるので、この資格もぜひ取得したいと思っています。
学生時代は、コレといった趣味はありませんでした。でも、社会人になってある程度自分で使えるお金ができ、現在はK-POPの女性アイドルグループのコンサートを見るのがオフの楽しみになっています。有給休暇が取りやすいので、コロナ禍前には韓国にも行きました。