私は自動車整備の専門学校で2年間、整備技術を学んだのち、地元の整備工場に就職しました。その後、建設現場や工場勤務も経験しましたが「やはり自分は整備の仕事が好き」との思いが強くなり、30歳を機に当社の整備工場に入社しました。
当社で活躍しているトレーラーやダンプといった大型車の整備が主な業務です。以前勤めていた整備工場では4トンまでの車両を担当していたので、大型車の整備は初めてでした。
私は国家資格である自動車整備士2級と、自動車検査員の資格を有しています。そのため、故障やオイル交換等の整備のほか、3ヶ月点検や車検業務も行っています。車検の場合、整備と検査は違う者が行います。保安基準を満たすための整備業務と、保安基準を満たしているかを確認する検査業務で作業内容は異なりますが、どちらも責任を伴う仕事です。
整備業務は自分が行った作業の結果がすぐにわかります。一つ一つの作業に達成感を得られやすい点が整備の好きなところです。
わからないことがあれば同僚・先輩にフランクに聞ける雰囲気です。
教えてもらったり、自分の意見を出し合ったり、活発な意見交換が業務内で生かされています。また、労働組合のある大きな会社という安心感は大きな魅力だと感じています。
自動車の技術は日々進化しています。2024年10月にも、車検項目に「電子装置の検査」(OBD検査)が追加されました。そのため、新しい技術や点検ツールへの理解が必要になってきています。対応が難しい電子制御の領域をディーラーに依頼するケースも増えましたが、自社整備工場は故障や点検に素早く対応できるメリットがあります。普段から車両を見ているため、運転手との意思疎通も取りやすいです。運送会社の自社整備工場というメリットを活かして会社に貢献できればと思います。
有給休暇が取りやすいため、家族との時間や自分の時間が増えました。休みの日は釣りやドライブなどでリフレッシュしています。